こんにちは!!現役ドコモショップスッタフのまさです!
今回は、格安SIM会社の競争戦略についてお話ししていければなと思います!
昔は嫌悪感がありましたが、最近はみなさんにも馴染んでいる格安SIM。
断言します。優秀です格安SIM。上手に活用していきましょう!
格安SIMってそもそも何??
格安SIMの正体は、MVNO(仮想移動体通信事業者)です!!
NTTドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイルこれら4社は、MNOと呼ばれています。
MNOとは、「Mobile Network Operator」の略で、「移動体通信事業者」を意味します。自社で通信設備を保有し、周波数帯を割り当てられて通信サービスを直接提供する事業者のことです。
そして、MVNOは「仮想移動体通信事業者」の略で、自社で通信設備を持たずMNOの通信回線を借り受けてサービスを提供する事業者です。
つまり、格安SIM会社は、自社で通信設備を持つ必要がないため、増築や維持に関する費用をカットできそれが安さの秘密になっています!!
格安SIMの競争戦略
MNOを競争地位で表した場合、まごうことなくリーダーです。経営資源も豊富で独自性も高いです。
それに対し、MVNOはフォロワーです。基本的にフォロワーに関してはあまり良い状況とは言い難いですが、通信業界においてはMVNOかなり普及しています。それはフォロワーからニッチャーに少し転移しているのが理由だと言えます。格安SIMの代表例を挙げますと「ワイモバイル」「UQモバイル」「Jcomモバイル」「マイネオ」など多数存在します。
人気な格安SIMの共通点
人気のある格安SIMの共通点はズバリ。
囲い込みがうまい!!!
固定回線(WIFI)やクレジットカード、いろんなサービスをまとめることで、破格の安さになります。
通信の質を気にする方も多いですが、気になる程悪いことはないです。
利用データ量によりますが、1000円以下で収まる人もいます。
大手キャリア基本的に大容量・豊富なオプションでサービスを提供しているところが多いですが
格安SIMは低容量・シンプルな料金形態なサービスが多いので、ぜひ皆さまにあうプランを選んでいただければ幸いです。
企業の競争戦略は様々ありますがここではポーターの3つの戦略に注目していきましょう
ポーターの3つの戦略
コストリーダーシップ戦略
- 競合他社よりも低いコストで製品やサービスを提供することで、市場シェアの獲得を目指す。
- 低コストを実現するためには、製造プロセスのシステム化や作業の効率化など、コスト削減に向けた工夫が不可欠です。
- メリットは、先発企業が規模の経済によって低い製造コストを実現すると、後発企業にとって参入障壁となることです。
- デメリットは、競合も同様の戦略をとった場合に、価格競争に陥るリスクがあることです
例:IIJmio、mineo
差別化戦略
- 顧客が競合製品と比較しにくい状況を作り出すことで、価格交渉力に強みを持つことができます。
- ブランドイメージ、独自の技術、優れたカスタマーサービスなど、さまざまな要素で差別化を図ることができます。
- 自社の商品やサービスに独自の強みを持たせ、競合他社と異なる価値を提供することで競争優位を築きます。
例:povo、LINEMO
集中戦略
- 特定の顧客層、地域、あるいはニッチな市場に経営資源を集中させ、その分野で圧倒的な優位性を築く戦略です。
- 中小企業など、限られたリソースを持つ企業にとって、広範囲ではなくターゲットを絞ることで、効率的に競争力を高めることができます。
- この戦略は、特定の市場において、コスト・リーダーシップ戦略と差別化戦略のどちらか、または両方を用いることで、より強力にすることができます
例:旅行者向け短期間SIM、法人専用SIM
格安SIM会社も今では完全なレッドオーシャンになっています。企業努力は不可避ですね。
みなさんも自分にあった企業を見つけていきましょう!!



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